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卜伴(ボクハン)



藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布する。
一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
卜伴(ボクハン)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
江戸時代からある古い品種である。
1719年に駒込の植木屋の伊藤伊兵衛武政が著した「広益地錦抄(こうえきじきんしょう)」に記載されている。
卜伴の名は泉州貝塚の茶人卜伴によって植えられたことからきている。
樹高は2メートルから4メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は急に細くなって尖る。
開花時期は3月から4月である。
花径5センチくらいの濃い紅色をした一重白唐子咲きの中輪をつける。
唐子咲きというのは、花芯の雄しべ全体や葯(花粉の入った袋)が小さな花弁に変形したものを指す。
唐子は江戸時代の子供の髪型になぞらえたものである。
写真のように唐子弁には赤が混ざることもある。
別名を月光(ガッコウ)という。
これは紅唐子(ベニカラコ)の別名である日光(ジッコウ)と対比した命名である。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Camellia japonica 'Bokuhan'

★江戸の世の植木の世界垣間見る
 いわくありげな名の連なりて



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