ピンク雪柳(ピンクユキヤナギ) 春の花 2012年04月10日 雪柳(ユキヤナギ)はバラ科シモツケ属の落葉低木である。原産地は日本と中国である。本州の関東地方から九州にかけて分布する。また、庭木とされる。ピンク雪柳(ピンクユキヤナギ)はその園芸品種である。園芸品種名の藤野ピンキー(フジノピンキー)の名でも流通している。作出者の名を藤野花臣さんという。樹高は1~2メートルくらいである。よく枝分かれをし、樹形は株立ち状となる。樹皮は暗い灰色である。葉は幅の狭い披針形(柳の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。葉の縁には小さな鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は3~4月である。花弁は5枚、萼片も5枚である。花の色は淡いピンク色である。小さな花をしだれる枝いっぱいに咲かせる。原種の花の色は白いが、本種は蕾と花びらの裏側が濃い紅色で、開くと淡い桃色になる。属名の Spiraea はギリシャ語の「speira(螺旋)」に由来する。果実が螺旋状になるものがあることから名づけられた。種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルクさんの」という意味である。写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Spiraea thunbergii 'Fujino Pinky'★紅色を帯びて可憐な雪柳 ゆらりと揺れて誰を手招く花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR