アクイレギア・アマリアエ 春の花 2012年04月04日 アクイレギア・アマリアエはキンポウゲ科オダマキ属の多年草である。原産地はバルカン半島南部とギリシャのオリンパス山で、高山に生える。草丈は15~30センチである。葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、深く切れ込む。開花時期は4~5月である。花の色は淡い青色である。距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)の部分は色が濃く、だんだん薄くなって花冠の先は白くなる。花径は3センチくらいである。深山苧環(ミヤマオダマキ)を小振りにして花色を淡くした感じである。花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。なお、ottonis はギリシャ王オットー、amaliae はその妻の名にちなむ。属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。種小名の amaliae はギリシャ国王オットー(Otto:1832-1862)の妻アマリア(Amalia)の名からきている。写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Aquilegia amaliae★突き抜ける空の青さを映すよう 爽やかに咲くアマリアエの花花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR