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鬼野老(オニドコロ)



鬼野老(オニドコロ)はヤマノイモ科ヤマノイモ属(ディオスコレア属)の蔓性多年草である。
ディオスコレア属は世界の温帯や熱帯に600種以上が分布する。
日本にも山芋(ヤマノイモ)などが分布し、属名の和名をヤマノイモ属という。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山野の草地や川岸などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
地下の根茎は太く長く伸びてひげ根を出す。
地上に伸びる茎は右巻きの蔓を出し、木に絡みついて生長する。
蔓の長さは数メートルになる。
葉は円心形から三角状の心形で先は長く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
長さは5センチから12センチあり大きい。
葉は互い違いに生える(互生)。
山芋(ヤマノイモ)とよく似ているが、こちらは向かい合って生える(対生)。
また、山芋(ヤマノイモ)にはムカゴがつく。
開花時期は7月から8月である。
雌雄異株である。
花径は2ミリくらいで、花の色は黄緑色である。
花被片は6枚、雄しべは6本である。
雄花は花穂が直立し、雌花は細長い花穂が垂れ下ってつく。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け種子が散布される果実)で、3個の翼があり、穂状に並んでつく。
「野老」の名は、ひげ根の多い根茎を老人になぞらえたものである。
「鬼」は近縁種よりも葉が大きいことからきている。
根茎には苦みがあり、有毒である。
生薬名を菟かい(ひかい)といい、魚毒として利用された。
花言葉は「子だくさん」である。
属名の Dioscorea はギリシャの医師で植物学者だった「ディオスコリデス(Pedanius Dioscorides, 40-90AD)」の名からきている。
種小名の tokoro は日本名の「トコロ」からきている。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Dioscorea tokoro

★絡みつき野性の力見せつけて
 鬼野老咲く太陽の下




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