長葉北薊(ナガバキタアザミ) 夏の花 2012年08月27日 長葉北薊(ナガバキタアザミ)はキク科トウヒレン属の多年草である。北方領土を含む北海道から本州の岩手県(早池峰山が南限)にかけて分布し、亜高山や高山の砂礫地や草地に生える。青森県、岩手県ではRDBのAランクに指定されている。海外では、クルリ列島のウルップ島にも分布する。草丈は10~40センチくらいである。葉は三角状の卵形で、互い違いに生える(互生)。葉のつけ根の部分は細い翼状になって茎につながる。開花時期は7~8月である。茎先に散房花序を出し(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)、淡い紅紫色をした花(頭花)をたくさんつける。属名の Saussurea はスイスの科学者「ソシュール(H. B. de Saussure)さん」の名からきている。種小名の riederii は採集者「リーデル(Rieder)さんの」という意味である。亜種名の yezoensis は「北海道の」という意味である。写真は8月に北大植物園で撮った。学名:Saussurea riederii subsp. yezoensis★北の地で撮った変種も数多い 花の姿を惚れ惚れ眺め花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E9%95%B7%E8%91%89%E5%8C%97%E8%96%8A%EF%BC%88%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%90%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%82%A2%E3%82%B6%E3%83%9F%EF%BC%89" /> -->