渥美絞り(アツミシボリ) 夏の花 2016年06月12日 渥美絞り(アツミシボリ)はユキノシタ科アジサイ属(ヒドランゲア属)の落葉低木である。分類体系によっては(APG第3版)アジサイ科とされる。ヒドランゲア属はアジアと南北アメリカ大陸に70種くらいが分布する。また多くの園芸品種が作出されている。日本でも紫陽花(アジサイ)などが栽培され、属名の和名はアジサイ属という。本種は額紫陽花(ガクアジサイ)の系統の園芸品種である。愛知県の渥美地域(田原市)で栽培されている。この地域では40年以上の栽培の歴史があり、100種以上の品種が生産されているという。渥美絞り(アツミシボリ)はそうした中で生まれたオリジナル品種である。樹高は100センチから150センチくらいである。葉は卵形で厚く、向かい合って生える(対生)。葉に柊(ヒイラギ)のような粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は5月から6月である。花序の周辺には濃い青紫色の八重咲きの装飾花がある。装飾花には白い絞りが入って複色となる。中央部は両性花になっている。両性花は花径1センチにも満たない5弁花である。属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。品種名の normalis は「通常の」という意味である。写真は6月にとしまえんのあじさい祭りで撮った。学名:Hydrangea macrophylla f. normalis 'Atsumi Shibori' ★見るからに花は大きく華やかで 自信に満ち咲く渥美絞りは花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%B8%A5%E7%BE%8E%E7%B5%9E%E3%82%8A%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%84%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%9C%E3%83%AA%EF%BC%89" /> -->