アポイ鳥兜(アポイトリカブト) 夏の花 2012年09月01日 アポイ鳥兜(アポイトリカブト)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草である。北海道の固有種である。日高山脈にのみ分布し、かんらん岩や蛇紋岩地帯などの高山の草地に生える。アポイ岳、札内岳、戸蔦別岳などに生育している。別名を日高鳥兜(ヒダカトリカブト)ともいう。このほうが一般的な名称のようであるが、北大植物園のラベルは「アポイ」であった。蝦夷細葉鳥兜(エゾホソバトリカブト)の近縁種である。草丈は30~90センチくらいである。茎の上部には曲がった毛が生えるのが本種の特徴である。葉は3つに裂け、小葉が更に2つに深く裂ける。開花時期は8~9月である。青紫色の花びらのように見えるのは萼片で、5枚ある。本当の花弁は萼片の内側に2枚ある。雄しべはたくさんあり、雌しべは3本から5本くらいある。雄しべにも雌しべにも毛がないことが本種の特徴である。花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。全草にアルカロイドのアコチニンなどを含み有毒である。属名の Aconitum はギリシャ語の「akon(投げやり)」からきている。種小名の apoiense は「アポイ岳の」という意味である。写真は9月に北大植物園で撮った。学名:Aconitum apoiense★薄っすらと色づく青が冴え渡る 高山の花アポイ鳥兜花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%82%A4%E9%B3%A5%E5%85%9C%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%96%E3%83%88%EF%BC%89" /> -->