ステルンベルギア・ルテア 秋の花 2011年09月11日 ステルンベルギア・ルテアはヒガンバナ科キバナタマスダレ属の多年草である。和名は黄花玉簾(キバナタマスダレ)という。地中海沿岸地方から西アジアにかけて分布し、砂礫地に生える。日本へは大正時代に渡来した。草丈は10~20センチくらいである。1つの球根から2~3本の茎を伸ばす。根際から生える葉は線形である。開花時期は9~10月である。茎先に花径3センチくらいの鮮やかな黄色の花をつける。花被片は6枚である。クロッカスに似ているが、クロッカスのように平開はしない。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Sternbergia はオーストリアの植物学者 「シュテルンベルグ(G. K. Sternberg)さん」の名にからきている。種小名の lutea は「黄色の」という意味である。写真は10月につくば植物園で撮った。学名:Sternbergia lutea★玉簾思わすような花姿 黄花が不思議ステルンベルギア花図鑑植物図鑑PR