プルサティラ・アルバナ 春の花 2016年04月18日 プルサティラ・アルバナはキンポウゲ科オキナグサ属(プルサティラ属)の多年草である。プルサティラ属は北半球に45種くらいが分布する。日本にも翁草(オキナグサ)などが分布し、属名の和名をオキナグサ属という。ただし、分類の仕方によってはイチリンソウ属(Anemone)とされることもある。本種はコーカサスからトルコにかけて分布し、標高2200メートルから4200メートルの山地の斜面に生える。草丈は15センチから30センチくらいである。根際から生える葉は羽状複葉で長い柄があり、小葉は手のひら状に深く裂ける。茎につく葉には柄はなく、線形である。葉や茎には長くて白い絹のような毛が密に生える。開花時期は平地では4月から5月である。茎先に1つずつ花をつける。花の色は青紫色や紅紫色で、花径は3センチくらいである。園芸品種には黄色のものもある。花弁はなく、6枚の萼片が花弁のようにつき、釣鐘状で横向きに咲く。外側は長くて白い毛で被われている。 中にはたくさんの雄しべと雌しべが詰まっている。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、球状に集まったたくさんの種子がつく。属名の Pulsatilla はラテン語の「pulso(鳴る)」の縮小形である。花の形を鐘にたとえて名づけられた。種小名の albana は「アルバニア(Albania)の」という意味である。写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。学名:Pulsatilla albana(syn. Anemone albana)★土地勘があまりないけどコーカサス アルバニアとの関係いかに花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%8A" /> -->