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クリヌム・ペデュンクラツム



クリヌム・ペデュンクラツムはヒガンバナ科ハマオモト属(クリヌム属)の常緑多年草である。
クリヌム属は世界の熱帯・亜熱帯地域などに180種くらいが分布する。
日本にも浜万年青(ハマオモト)などが分布し、属名の和名をハマオモト属という。
本種の原産地はオーストラリアニューギニア南太平洋諸島などで、湿地に生える。
英名はスワンプリリー(swamp lily)やリバーリリー(river lily)である。
浜万年青(ハマオモト)の近縁種で、分類の仕方によっては変種同士とされる。
草丈は2メートルから3メートルくらいである。17)
根際から生える葉は広い線形で、厚みと艶がある。
葉は幅が15センチ、長さが2メートルに達するものもある。
開花時期は11月から3月である。
太い花茎の先に花径10センチくらいの白い花を10輪から25輪くらい開く。
6枚の花被片は細長く、そり返っている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草にアルカイドを含み有毒である。
写真は園芸品種のフェスティブ(Festive)で、葉が斑入りとなるのが特徴である。
属名の Crinum はギリシャ語の「krinon(ユリ)」からきている。花の姿がユリによく似ていることから名づけられた。
種小名の pedunculatum は「花柄のある」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館の温室で撮った。
学名:Crinum pedunculatum(syn. Crinum asiaticum var. pedunculatum)

★浜木綿と似ているけれど大形だ
 ムード満点熱帯育ち



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ステノコリネ・ラケモサ



ステノコリネ・ラケモサはラン科ステノコリネ属の多年草である。
ステノコリネ属はブラジルに10種くらいが分布する着生種である。
分類の仕方によってはビフレナリア属(Bifrenaria)に含められる場合もある。
ビフレナリア属は中南アメリカに20種くらいが分布する。
本種の原産地はブラジルで、大西洋側の熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
偽鱗茎は扁平な卵形である。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、1枚だけ生える。
開花時期は冬である。
湾曲した茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチくらいの黄緑色の花を5輪から10輪くらいつける。
花は平開をする。
属名の Stenocoryne はギリシャ語の「steno(幅の狭い)+koryne(こん棒)」からきている。
種小名の racemosa は「総状花序の」という意味である。
写真は12月に新宿御苑で撮った。
学名:Stenocoryne racemosa

★ブラジルの熱帯雨林にひっそりと
 咲くのだろうね渋い色して



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レリア・ゴウルディアナ



レリア・ゴウルディアナはラン科レリア属の多年草である。
属名の読み方はラエリアとするものもある。
レリア属はメキシコからブラジルにかけて50種ほどが分布し、樹木や岩肌にへばりつく着生種ないし岩生種である。
カトレア属に非常に近い仲間である(ブラジル原産のものは2009年からカトレア属に統合された)。
また、属間交雑により多くの園芸品種が生み出されている。
本種の原産地はメキシコ南部のイダルゴ州(Hidalgo)である。
標高1500メートルくらいの山地に生える。
草丈は60から90センチくらいである。
葉は肉厚の披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は11月から1月である。
花茎を伸ばし10輪くらいの花をつける。
花の色は濃い紅紫色である。
唇弁には濃い紫色や黄色の模様が入る。
花径は8センチくらいあり、よい香りがする。
属名の Laelia は古代ローマの女神の名からきている。
種小名の gouldiana はアメリカの資本家「グールド(Gould, 1800's)さんの」という意味である。
写真は12月に新宿御苑で撮った。
学名:Laelia gouldiana

★鮮やかな紅に思わず身も踊る
 ゴウルディアナは華やぎ咲いて




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デンドロキルム・コンバラリーフォルメ



デンドロキルム・コンバラリーフォルメはラン科デンドロキルム属の多年草である。
デンドロキルム属は熱帯アジアを中心に150種ほどが分布する着生種である。
本種の原産地はフィリピンである。
標高300メートルから900メートルの日陰に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は12~2月である。
花茎を垂れ下げて、花径8ミリくらいの小さな花を50輪くらいつける。
花の色は淡い朱色である。
撮影地によっては名前をデンドロキルム・コンバラリアエフォルメ・ミノル(Dendrochilum convallariaeforme var. minor)としているが、同じもののようである。
属名の Dendrochilum はギリシャ語の「dendron(樹)+ cheilos(唇弁)」からきている。
種小名の convallariiforme はの「スズラン属(Convallaria)のような外形の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Dendrochilum convallariiforme(syn. Dendrochilum convallariaeforme var. minor)

★ネックレス垂らしたような咲き方に
 思わず微笑む小人の世界




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リカステ・スキネリ



リカステ・スキネリはラン科リカステ属の多年草である。
リカステ属はメキシコからペルー、ボリビアにかけて30種くらいが分布する。
多くが高地に分布し、地生種と着生種がある。
リカステ・スキネリはメキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルなどに分布し、標高1200メートルから1800メートルの森に生える着生種である。
グアテマラでは国花とされている。
異名をリカステ・ビルギナリスという。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は長い楕円形で襞が入る。
開花時期は秋から冬である。
茎先に花径10センチから15センチくらいの大きな花を1輪ずつつける。
花の色は白やピンクである。
リカステ属は大きな萼片が3方向に開くのが特徴である。
唇弁には紅紫色の斑紋が入る。
花はよい香りがする。
属名の Lycaste はギリシャ神話に登場するトロイ王の娘「リカステ(Lycaste)」の名からきている。
種小名の skinneri はイギリス人のラン収集家「スキナー(George Ure Skinner, 1804-1867)さんの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Lycaste skinneri(syn. Lycaste virginalis)

★大輪のスキネリの花豪華だね
 今度はみたいまだ若い花




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