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プリンセスイレーネ



チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。
17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。
今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。
プリンセスイレーネもその中の1つである。(チューリップ図鑑参照)
1949年にオランダで作出された品種である。
中生咲き(4月中旬から5月上旬)のトライアンフ系 (T:Triumph) に含まれる。
トライアンフ系というのは、一重早咲き系(SE:Single Early)と一重遅咲き系(SL:Single Late)の交配種である。
本種は一重遅咲き系(SL:Single Late)に分類されることもある。
草丈は短茎(25センチから40センチ)である。
根際から生える葉は帯状である。
花の色はオレンジ色である。
茎は紫色で、レンブラント咲きをする。
レンブラント咲きというのは花弁に赤や紫の絞り模様が入るもののことをいう。
本種の場合は火炎状に紅紫色の模様が入る。
なお、この品種からは、その後もさまざまなバリエーションが生まれている。
属名の Tulipa はペルシャ語の「tulipan(ターバン)」からきている。花の形が似ているということで名づけられた。
写真は4月に砺波チューリップ公園で撮った。
学名:Tulipa 'Princess Irene'

★オランダの伝統引継ぎ燦然と
 花を咲かせるプリンセスイレーネ



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金竜花(キンリュウカ)



金竜花(キンリュウカ)はキョウチクトウ科キンリュウカ属(ストロファンツス属)の蔓性常緑低木である。
ストロファンツス属はアフリカや熱帯アジアに35種から40種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名もキンリュウカ属という。
和名の由来は、黄色い花弁(裂けた花冠)が細くねじれている様子をたとえたものである。
別名を山羊の角夾竹桃(ヤギノツノキョウチクトウ)という。
これは、二股に分かれて角のように見える実の形からつけられた名である。
学名のストロファンツス・ディバリカツスで表示するものもある。
本種の原産地は中国の南西部、ベトナム、ラオスで、山道の傍らなどに生える。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
花冠は黄緑色で5つに裂け、5本の萼片がだらりと紐状に垂れ下がる。
喉の部分には赤紫色の模様が入る。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
実の中には白い長い毛が密生した細長い種子がたくさん入っている。
全草が有毒だが、薬用としても強い効果がある。
生薬名は羊角拗(ようかくおう)といい、ストロファンチンという強心作用をもつ物質が含まれている。
属名の Strophanthus はギリシャ語の「strophos(ねじれた紐)+ anthos(花)」からきている。
種小名の divaricatus は「広く開いて分かれた」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園の温室で撮った。
学名:Strophanthus divaricatus

★唸るほど不思議な花の姿見て
 実も見たいなと思い強まり



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フロリダアザレア



フロリダアザレア(Florida azalea)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国南部のアラバマ州、フロリダ州、ジョージア州、ミシシッピ州に分布し、湿った林や河岸などに生える。
なお、表記の名はアメリカでの一般名であり、オレンジアザレア(orange azalea)などの呼称も用いられている。
日本では学名のロードデンドロン・アウストリヌムで表示するものもある。
樹高は2メートルから3メートルくらいである。
枝は細く、よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には軟らかい毛が生える。
開花時期は4月から5月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は3センチから4センチで、花の色は黄色、橙色、桃色などである。
花冠は漏斗状で先が5つに裂け、長い雄しべが飛び出る。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の austrinum は「南の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron austrinum

★オレンジの花をびっしりつけて咲く
 フロリダアザレア雄しべ可愛く




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蘂咲き愛鷹躑躅(シベザキアシタカツツジ)



愛鷹躑躅(アシタカツツジ)ツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
愛鷹躑躅(アシタカツツジ)は日本固有種である。
静岡県だけに分布するフォッサマグナ要素の植物で、愛鷹山や天子岳に生える。
純粋種は800メートルから1500メートルの高さに分布する。
本種はその園芸品種である。
特徴は花びらがなく、紅色の10本の雄しべと雌しべだけの花が咲くことである。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は幅の広い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁に褐色の毛が生える。
開花時期は5月から6月である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の komiyamae は採集者の「小宮山富太郎さんの」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron komiyamae 'Shibezaki'

★どのように生まれた花か興味湧く
 見つけた花か造った花か



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ヒマラヤ山法師(ヒマラヤヤマボウシ)



ヒマラヤ山法師(ヒマラヤヤマボウシ)はミズキ科ヤマボウシ属(ベンタミディア属)の常緑高木である。
ベンタミディア属はアジアと北アメリカに5種が分布する。
日本にも山法師(ヤマボウシ)が分布し、属名の和名はヤマボウシ属という。
ただし、分類体系によっては(APGIII)ミズキ属(Cornus)に含め、ヤマボウシ亜属とする場合もある。
本種の原産地は中国の南西部(貴州、四川、チベット、雲南省)とヒマラヤ(ミャンマー、ブータン、ネパール、インド)である。
標高1000メートルから3200メートルの森に生える。
中国名は頭状四照花という。
樹高は6メートルから12メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から6月である。
枝先に花びらのように見えるクリーム色の総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)を4枚つけ、真ん中に小さな緑色の花を密生させる。
山法師(ヤマボウシ)の場合は総苞の色がもっと白っぽい。
花の後にできる実は核果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、秋に赤く熟する。
赤く熟した実は食べられる。
属名の Benthamidia はイギリスの植物学者「ベンサム(George Bentham, 1800-1884)さん」の名からきている。
種小名の capitata は「頭状の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Benthamidia capitata(syn. Cornus capitata)

★花の色少し違って面白い
 寒地の木だが葉は落ちないよ



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